アークナイツ上映会まとめ

 11/14 07:00p.m. 天気/曇り 極東 新宿ピカデリー

アークナイツの上映会に参加しました!

とりあえず思った事を全部雑多に書き記していきます~

 

 

開場してすぐシアター内に入り、その後続々と埋まっていく席を眺めながら思ったのは

「女性が滅茶苦茶多い!!」

自分はこういうイベントにあまり参加しない方ですが、様々な人の体験談を聞く限りゲームやアニメのイベントって男性がかなり多いイメージで、以前参加したグラブルのリアイベもコスプレイヤー以外は女性をほぼ見かけないという具合だったので、正直この男女比には驚愕しました!

恐らく半々だったといっても過言じゃないと思います。

属性も男女様々で、OLっぽい人からコスプレしている人、50代くらいと思われる会社員や中国の方、そんな中ボヂ自身もホスト崩れ御曹司みたいな恰好で参加してしまい現場はまさにカオスだったのでは!?

さらにびっくりしたのは上映終了後の問いかけで、今回アニメの3話を初めて見たという方もちらほらいたことだ! もしかしてアークナイツのアニメ自体今回初めて見たって人もいたのかな?

 


上映内容に関してだが、そのまんま1~3話を垂れ流しという感じで、特別にOPやEDをカットしてつなげてくるという事もなかった。

確認した限りは既にオンエアされた内容と同じだったはずだが、とにかくアニメがシネスコで作られているだけあって映画館上映に滅茶苦茶特化している事に驚愕した!

 

映像

大画面で見る事で初めて「このシーン、アーミヤの瞳揺れてたんだ!」といった新たな気付きが得られた!

それに大画面で見ることで滅茶苦茶作画が美しい事を改めて再確認させられた! 特にアーミヤの瞳は自分の記憶に残っているアニメ視聴歴の中でもトップレベルで美しいと思う! それとドアップで震えるMedicちゃんがかわいくてよかった笑

でも映像面で一番びっくりしたのはスピード感が映画館で見る事で何割も増して感じられた事。 原理はわからないがバトルシーンや歩くシーン含めてテレビで見るよりも迫力があって、何回も見てるはずなのに新鮮な気持ちになった!


音響

まぁこれは言わなくても解ると思うが、音響が凄すぎる!

特に驚愕したのは攻撃した際の音。ドベ教の鞭とか「これ喰らったら後遺症残るでしょ」ってレベルの凄まじい鋭さだったし、アーミヤのアーツとか「そりゃ1発でも喰らった戦闘不能になるわな」と納得させられる衝撃音だった。もちろんみんな大好きたるファイヤーも威力マシマシで威圧感が凄かった! ファウストの矢も着弾前の風切り音が聞こえてかっこよかった~

次に驚愕したのは(っていうかいつも驚愕してるな)環境音の凄さ! 監督もトークイベントで語っていたが、音響にもかなり力を入れているということを納得させられる素晴らしさ!

1話冒頭の移動シーンや何でもない会話シーンでも後ろで「ゴーッ」という重低音が鳴り続けていて、重厚な金属音や足音、声優さんの息づかいも相まって緊張感の演出に凄まじい効果を発揮していた。天災雲が発する不気味な轟音もヤバさがモロに伝わってきて、音だけでご飯3杯いけるね!

その中でも特に印象に残ったのはたるちゃん登場シーン。奇妙な程美しい足音に隠れてきちんと炎の爆ぜる音が響いていて、テレビで見たときは気づかなかったからビックリした!

それと3話終盤でアーミヤと甲板にて会話するシーン。ここずっとロドス艦の移動する音と室外機みたいな環境音が流れていて、巨大移動艦の甲板で会話している事を耳でもわからせようとしてきているところにまたしても衝撃を受けた!

他にも画面外の木の床を踏む足音など、とにかくここでも書き切れないくらいの素晴らしさが詰まっている事を再確認させられた。トークイベントで「何となくで決めた事はなく全部理由、意味を持たせている」と監督自身が語っていただけあってケチの付けようがない素晴らしいクオリティだった。

特に金属音などに特化した音響担当の方(カワハラさんだったかな?)が凄い力を入れているという事で、監督がついうっかり「4話のウェイさんのキセルの音聞いて下さい!」とちょいお漏らしをしてしまうほど笑

 


トークイベントの内容

トークイベントは生放送でおなじみの山口さん進行という事で安心感満載! 実際にお見かけして「実在したんだ!」と勝手に衝撃を受けてました笑

登壇はアーミヤ役のクロサワさんと監督のワタナベさん。特にクロサワさんはアークナイツイベントに出る事自体珍しいということだった。

内容は3つのお題に対して語るという凄く短いものだったが、自分が入れ込んでるコンテンツの制作者サイドから生の声が聞けるというのは非常に得がたいものがあった!

 

1.アニメの感想

最初のお題は「アニメの感想。特に周りの感想はどうだったか」

クロサワさんはお母様が「もの凄い絵が美しい!」とベタ褒めだったとの事! 確かにアニメを見てた親がゲームやり始めたという話もどこかで聞いたので、それだけ魅力があるのは頷ける!

対して監督だが、原作通りと言われるのがうれしいとの事。

なんでも台本を作った当初はハイパーグリフの監修でゲーム通り、原作通りの内容だったようだが、 絵コンテにする際9割――3話に至っては10割――内容を変更して提出したらしい。

当然ハイパーグリフから「この絵コンテ戻してくれるかしら?」と言われたそうだが、それに対してSlackで相手の翻訳家がどん引きするだろうなというほどの長文で「アニメの演出としてこの変更はこういう理由で必要なんだ!」と説得し、9割以上変更された絵コンテの内容でアニメ化したらしい。

その結果が1話Aパート終盤でのAce合流シーンというわけだ。実際に原作だとAce合流はもっと後だし、ドクターの記憶喪失から指揮担当まで完全にゲーム通りにすれば確かにアニメ作品としては違和感が凄かっただろうな……。

多くの人がアニメ化前から抱いていた「これを上手くアニメ化できるのか!?」という不安を見事監督が熱意と努力でクリアしてくれたというわけだ。

しかし台本からの大幅な改変にも関わらず視聴者から「原作通り!」と言われるのは意外でもありうれしくもあるようでした!

 

2.見て欲しいところ

次のお題は「1~3話までで改めて注目して見て欲しいところ」

クロサワさんはアーミヤの手の動きや表情の変化についてを見て欲しいとの事。特にアークナイツはそのキャラにピントが合ってないシーンでも表情や動きが感情や意思を表していて「生きた人間を作る。絵に命を吹き込む」ことに強い意志を感じるとおっしゃってました。 

個人的にこれがまさしく「ザ・アークナイツ」というかアークナイツを好きになった理由なので滅茶苦茶響きました。0章の時点でモブの、しかも敵キャラにそれぞれ意思があって一枚岩じゃないところとかを見たとき「このソシャゲ普通じゃねぇぞ!?」となってドハマりしたので滅茶苦茶うなずいてました笑 

監督もこの辺には凄く力を入れているという事で、キャラクターの人間性を伝えるために細かいところまで妥協なく、無駄なところやなんとなくで入れたシーンがないほどこだわっている模様! 特にOPは全カット「何故このキャラクターがこういう表情でこのタイミングで映るのか、全てに意味がある!」と豪語し、是非そこを見て欲しいとの事。

これは考察勢の人にとってはOPを何度も見返す必要が出てきましたね!

なんでもアーミヤがOPの最後に笑いかける直前、一瞬映るあの目のカットも強い意味があるとのこと! そのことを力説するあまり本編のネタバレをぶち込みそうになって山口さんとクロサワさんにちょっと心配される場面も笑


3.4話の見所

最後は「4話の見所」という事で、クロサワさんは「キャラが滅茶苦茶出てくる!」というところをかなり推していました。なんでも「30歩あるいたら2匹出る(原文ママ)」くらいの頻度でキャラが出てくるとの事。

それと8話全体を通して一番しっかり日常パートがある話との事。もしかしてこれが最初で最後のまったり出来る回だったりして……。 

監督は音響のところでも言及したようにウェイ長官のキセルの音が凄いので注目して欲しいということでした。さらに今後の見所としてはキャラの人間性の表現以外にもテラという厳しい世界(5回ぐらい同じ事を強調して話していた笑)を表現するために頑張っているからよろしくお願いしますという事でした!

そんなに強調するって事は……こりゃ凄い事になりそうだ!! 



以上が大体の内容です。文章力が小学生並なのでわかりにくいと思いますから質問があればtwitterのDMに下さい!

 

トークショウを経て抱いた個人的な印象ですが、監督が今回のプロジェクトに凄く力を入れているというのが伝わってきました。というのもきちんとしたアニメ化は初の仕事という事なので、音響監督から演技指導と、多方面でかなり気合いが入ってる模様でした! 滅茶苦茶好印象!

さらにキャラクターの人間性や原作への愛と理解もしっかり感じた上でアニメ化する上でどうすり合わせたら良いかを真剣に考えている為「理想だけを語るんじゃなく自分で出来る範囲で最高の仕事をやろう!」というきちんとした現実主義的面も持っていたので、とても好感が持てましたね!

山口さんが「オールナイトで全話放送のあと長時間トークショウ聞きたい!」というようなことをおっしゃってましたが、是非実現して欲しいですね! というかトークショウのとこだけでも生放送してくれれば良いのに! と思うとても有意義なトークショウでした!

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